NETSEAで候補商品が見つかっても、初回から大きく仕入れる必要はありません。販売実績がない商品は、売価、販売数、返品、作業量のすべてが仮説です。最小ロットの範囲で損失を限定し、実績を集めてから追加発注します。
卸価格が下がる数量まで買うことより、売り切れる数量で始めることを優先します。単価差より売れ残りの値下げや資金拘束が大きければ、まとめ買いは利益を減らします。
初回数量を販売日数から決める
初回数量は、保守的な1日あたり販売見込みと、許容する在庫日数から逆算します。
初回数量の目安 = 1日あたり販売見込み × 許容在庫日数
販売実績がないときは、競合の出品数や過去需要を見ても確定値にはしません。最小ロットが計算値を超える場合、その超過分を値下げしても処分できるか、賞味期限や季節性に耐えられるかを確認します。難しい場合は見送ります。
売上だけでなく在庫日数を追う
販売開始日、販売個数、実売価格、残数を記録し、在庫日数を更新します。売上が出ても、広告費や値下げで粗利が残らなければ継続対象ではありません。粗利が残っても、販売が遅すぎれば次回数量を減らします。
販売先が複数ある場合は、販路ごとに販売数と費用を分けます。合計売上だけでは、どの販路が在庫回転に貢献したか分かりません。仕入れ総原価の計算と同じ単位で実績を残します。
追加発注の基準を先に置く
追加発注は「売れたから」ではなく、必要粗利と予定在庫日数の両方を満たしたときに行います。発注から入荷、検品、販売再開までのリードタイムを確認し、その期間に売れる数量と安全在庫を足します。
追加発注点 = リードタイム中の販売見込み + 安全在庫
仕入れ条件、送料、売価、競合数が初回から変わっていないかも再確認します。最初に利益が出ても、値下がりや送料変更で次回は赤字になることがあります。
改善と撤退を分ける
改善対象は、必要粗利が残るものの、送料、ロット、商品ページ、販路の一部に課題がある商品です。送料をまとめられるか、セット数を変えられるか、販売先を絞れるかを一つずつ試します。
撤退対象は、出品可否が不明、必要粗利が残らない、返品・表示・商標条件を守れない、予定期間で売れない商品です。仕入れた金額を取り戻したい気持ちで追加発注せず、残在庫の処分と原因記録を優先します。
季節・期限・保管を加える
季節商品は販売終了日から逆算します。食品や期限管理品は販売可能期間を短く見積もり、納品・販売先の期限ルールも確認します。大型品、割れ物、温度管理品は、保管と配送の作業量も数量上限に入れます。
初回仕入れの目的は、最大売上ではなく再発注できる条件を見つけることです。初回発注までの手順を固定し、想定と実績の差を次の数量へ反映してください。
SOURCE NOTES
参考・出典(公式情報)
- https://www.netsea.jp/help/guide2026年7月23日確認
- https://www.netsea.jp/agreement/statement2026年7月23日確認